「津軽の四季コンサート」

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             第一部 朗読と演奏で描く「津軽の四季」コンサート

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        第二部 「津軽は素敵!〜東京と青森をつなぐトークショー」

        コンサートの様子は → 
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朗読と演奏で描く

「 津軽の四季 」


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十一月の空に山茶花が映える東京です。
津軽から届いた初雪の便りに、雪化粧をした岩木山を思うこの頃です。
今年も残りひと月あまりとなりました。
お忙しい時期かと思いますが、十二月十九日午後二時から
藤崎町文化センター大ホールで 朗読と演奏で描く「津軽の四季コンサート」と「津軽は素敵!東京と青森をつなぐトークショー」を開きます。

ひと足早く、コンサートの模様をお届けします。

明かりの消えた真っ暗な会場に、激しい雪まじりの風が吹き荒れます。
やがてしらじらと明るくなったステージには、グランドピアノに向かう小山内たけともさんの姿が。
「睦月、一月。津軽の大地は深い雪に包まれます。」で始まるエッセイ「雪の華」を朗読するのは、花くらぶ会員の若山多香子さん。
「春待ち月」「観桜会」「まるめろ」。十一編の私のエッセイにそれぞれ
かろやかなメロディやわらべ唄風の曲、お囃子調のものなど多彩な曲が添えられ
朗読と演奏が絡み合い、手を携えて、「津軽の四季」を構築していきます。
白いスクリーンには会員の工藤新子さんが描く四季の和菓子の画が映し出され
津軽の風景と重なっていきます。
会員の桜庭由美さんと「さくらコーラス」の皆さんの歌も披露されるなど
異色のコラボレーション・コンサートでもあります。
東京から思いだす津軽の四季おりおりの風景は、力強く、美しく、そして繊細で
その源にあるのは津軽の冬であり、雪であったと思います。東京から津軽に寄せる
思いが朗読と演奏で伝わることを祈っています。
東京をはじめ全国各地、どこの町も不況の底にあって、じっと息をひそめているような情況です。
だからこそ、一陣の風を吹かせたい。
投げ込まれた小さな石が静かな湖面に水紋を広げていくように。
こんな時だからこそ、何かをしたいと思います。
「大それたことを企画してしまったかも」とドキドキしながらも
何もしないより、何かをしたい、そう考える私です。
二部では「津軽の素敵」について、会場の皆さまと一緒に考えていけたら、嬉しいです。
「私的に素敵」の企画が生まれて十五年が経ちました。
今も、取材した津軽の女性たちの個性、パワーを思い出しては、「津軽は素敵だ」と心の底から思います。
今回のコンサートは東京と津軽を結ぶ始まりのコンサートです。
来年は弘前を会場に、東京の女性たちと津軽の女性たちを結ぶ何かを
開きたいと考えています。
チケットは種のようなもの。そこから芽生える何かを楽しみに
十二月のイベントを待ちたいと思います。

当日は午後一時から二時まで、同館ロビーにて
花くらぶ会員の佐藤とく子さんはじめ藤崎町茶華道協会の皆様が
煎茶とお菓子のお接待をしてくださいます。
休憩時間には和菓子のあたる抽選会などもあります。
ぜひ足をお運びください。

※ 朗読と演奏で描く「津軽の四季」は12月19日午後2時開演
  藤崎町文化センター大ホールにて。
  第一部 朗読と演奏で描く「津軽の四季」コンサート
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       朗読 若山多香子   作曲・ピアノ 小山内たけとも
       文   清水典子     画        工藤新子
 
  第二部 「津軽は素敵!〜東京と青森をつなぐトークショー」
       小田桐智高藤崎町長
       小山内たけとも
       若山多香子
       清水典子
入場料 大人2000円  中学生以下1000円
問い合わせ 清水 080−1282−8466
         若山 090−9642−6274







 

 


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